スマホ

同一労働同一賃金はメリットだけなの?非正規雇用者について

同一労働同一賃金はアルバイトや契約社員といった非正規雇用者のための法律です。
そのため、同一労働同一賃金の施行は非正規雇用者にとって大きなメリットが発生しやすくなります。
ここでは、そんなメリットについて改めて考えてみましょう。

待遇改善によって起きるメリット

同一労働同一賃金によって待遇が見直されることで、受け取る給料が増える可能性があります。
そうなることで、単純に生活に余裕が生まれやすくなるというのは大きなメリットでしょう。

また、同一労働同一賃金思考によって、雇用形態や年齢、性別ではなくスキルや成果で給料の支払いが変わるのであれば、より自分の力を活かせそうなところに転職をしたり、会社の求めているスキルを身に着けて給料アップを狙ったりしやすくなります。
つまり、自分の実力に見合った報酬を手に入れやすくなるというのも同一労働同一賃金のメリットといえるでしょう。

非正規雇用者でも相談できる

このように、同一労働同一賃金は非正規雇用者にとってメリットがあります。
しかし、それはあくまでも会社側が不当な待遇をしていればであり、支払い格差に理由があれば、必ずしも給料がアップするわけではありません。

もし、支払いの理由に納得がいかないのであれば、厚生労働省の窓口で相談し、問題ないかどうかの確認を行いましょう。
厚生労働省の窓口は、経営者だけではなく労働者のための窓口も開設してあります。
そこできちんと内容を説明し、問題ないかどうかの確認をしましょう。

もちろん、経営者側もきちんと説明でき、それが納得できるものであるように顧問弁護士やコンサルティング会社に相談し、確認することをおすすめします。